社会学的考察

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フロイトについて・再生と破壊

遡ること1932年、国際連盟はアインシュタインへ、今の世の中で最も大事だと思える事柄を選び、意見を交換したい相手と手紙を交換してください、という依頼をしました。アインシュタインが相手に選んだのは、精神学者のジグムント・フロイトです。※「ひと...
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ニーチェ・毎日を肯定して生きる

私が占いで使っているタロットはオカルティストとして有名なアレスター・クローリーが作者。著書はオカルトと東洋思想のないまぜで、博識絢爛で自分に酔っているようにしか思えない内容、しかしクローリー作のタロットは、ニーチェ哲学が反映されているモチー...
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パーソナルスペースの考察②

パーソナルスペースとは公言しない非公式空間なんですよね。通勤で毎日混雑した電車に乗る人は、ストレスがかかります。スマホを見ることも出来なければ、人に触れないように気を使い、どこに目をやれば良いのか、微妙な空間に視点を合わせます。現代人は心理...
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パーソナルスペースの観察①

国土の3分の2が森林である日本は沿岸部に人が集まり、雑魚寝や障子、襖文化が形成されてきました。それは狭い空間を便利に合理的に生活できる知恵でしたが、その反面日本人は人口密度が高くストレスを受けやすい国民。エドワード・ホールはアメリカの文化人...
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世界を旅する手段は思考③ 上位視点に立つ学び

色々な見聞を広げた人は表現力に繋がる語彙力が豊富で、納得することが出来ますね。話に深みは失敗談や経験談を実際に体験したことによる現実味でカリスマ的な魅力を引き立てます。経験や体験はその後の上位の視点に立った時、初めて俯瞰や解決法として理解す...
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世界を旅する手段は思考② 空間と言葉

私たちは何かをたくさんの事象の中から、「あれではない何か」を選別して生活しています。「何でも良い」と即座に答える時も実際には無反応ではなく「何か」を放棄していたり、肯定/否定・優劣の状態を直感的に振り分けています。会話している相手が、食い入...
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世界を旅する手段は思考① 

言葉はその人の生きてきた社会を背負う。つまりその人の話し方がその経験を語ります。私たちはその言葉の理解の仕方を覚えていないもですが、言わずと知れたことですが、最初の体験は家庭にあるので方言も含め、赤ちゃんは体験を通して言葉と結びつけます。ス...
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今年の漢字は?表意文字文化

年末に清水寺で行われる「今年の漢字」は世相を反映しますが、昨年はコロナの流行で「密」だったんですよね。投票で決まるそれは、密を頻繁に耳にしたことによるのですが、10年先にも蘇る時の象徴になりますよね。その漢字とイメージの密接性は、ラテン文字...