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	<title>占い師 柚希のブログ</title>
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	<description>四柱推命・タロット・紫微斗数</description>
	<lastBuildDate>Tue, 22 Sep 2026 15:31:52 +0000</lastBuildDate>
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		<title>天相と武曲、真面目だからこそ衝突する｜紫微斗数で見る二つの星の個性</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 22 Sep 2026 15:31:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[紫微斗数]]></category>
		<category><![CDATA[主星のすれ違い]]></category>
		<category><![CDATA[主星シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[星の相性]]></category>
		<category><![CDATA[武曲]]></category>
		<category><![CDATA[天相]]></category>
		<category><![CDATA[占い日記]]></category>
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					<description><![CDATA[紫微斗数には「武曲」という星がいる。 武曲は断固とした決意で素早く行動する、侍のような星である。 そして「天相」という星もいる。 穏やかで慎み深く、周囲を支えることを大切にする星である。 この2人は洗剤メーカーに勤めてい [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>紫微斗数には「武曲」という星がいる。</p>
<p class="p1">武曲は断固とした決意で素早く行動する、侍のような星である。</p>
<p>そして「天相」という星もいる。</p>
<p class="p1">穏やかで慎み深く、周囲を支えることを大切にする星である。</p>
<p>この2人は洗剤メーカーに勤めていた。</p>
<p>武曲は新製品のプロジェクトリーダーを任されていた。</p>
<p>新商品は、外食先でも使える携帯型のシミ抜きペンだった。「こんなのがあったらいいな」という主婦の声から生まれた企画である。</p>
<p>この商品は大ヒットすること間違いなし、と武曲は意気込んでいた。</p>
<p>同じころ総務の天相は多忙さに頭を抱えていた。</p>
<p>いつも助けてくれる「天梁さん」は骨折でしばらく休職だった。そして新人の「天同さん」と「貪狼さん」の面倒も見なければいけない。このプロジェクトが終われば通常運転に戻れるはず、そう信じてひたすら業務と向き合っていた。</p>
<p>武曲は意気揚々と総務の扉を開けた。</p>
<p class="p1">「悪い、急なんだけど、明日の会議で使うパンフレットを500部お願い。それとメールの集計、役所への連絡もメールで送ってあるから確認しておいて。」</p>
<p>と、次々に仕事を振ってきたのだ。</p>
<p>「あの、頑張って間に合うようにします。でも新人の天同さんと貪狼さんはまだ入ったばかりで、こちらも手が足りないんです。」</p>
<p>と天相は状況を説明した。</p>
<p>しかし武曲は少しも迷わずに言った。</p>
<p>「みんなそういう時期を経験してる。自分の仕事には責任を持とう。プロとしてやり切ろう。」</p>
<p>天相は我慢の限界が来てしまった。</p>
<p>「今までどれだけ武曲さんはみんなに助けられてきたか。全くわかってなかったんですね！」</p>
<p>武曲は、自分が徹夜してでもやり切る覚悟があった。だから相手も同じようにできると思っていた。</p>
<p>一方の天相は、仲間と支え合うことが仕事だと考えていた。</p>
<p>同じように真面目でも、仕事への向き合い方はまるで違っているのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>夢が叶ったその後で</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 18 Sep 2026 01:00:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[タロット]]></category>
		<category><![CDATA[鑑定エピソード]]></category>
		<category><![CDATA[タロット日記]]></category>
		<category><![CDATA[愚者]]></category>
		<category><![CDATA[カップ４、]]></category>
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					<description><![CDATA[その日、占い館を訪れたのは２０代の女性。 最初は大阪のテーマパークで働き、東京のテーマパークに転職をし、やっとそこで正社員になった人だった。 そして久しぶりに長期休暇で大阪に戻っていたのだったが、明日は慌ただしくまた東京 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>その日、占い館を訪れたのは２０代の女性。</p>
<p>最初は大阪のテーマパークで働き、東京のテーマパークに転職をし、やっとそこで正社員になった人だった。</p>
<p>そして久しぶりに長期休暇で大阪に戻っていたのだったが、明日は慌ただしくまた東京に戻る。</p>
<p>最初から浮かない顔をしたその女性の相談は、</p>
<p>「転職するか迷っています。」</p>
<p>というものだった。</p>
<p>なんでやろう、もったいないな、と私は思いながら、その表情からは疲れが伝わってきた。</p>
<p>ひとまず私はタロットで占うことにした。</p>
<p>最初の一枚は「愚者」のカード、今どんな状況にいるかという「現状の位置」に出たカードは「カップの４」だった。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone wp-image-7188" src="https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-500x667.jpeg" alt="" width="165" height="220" srcset="https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-500x667.jpeg 500w, https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-800x1067.jpeg 800w, https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-300x400.jpeg 300w, https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-768x1024.jpeg 768w, https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2-1152x1536.jpeg 1152w, https://yuzukiuranai.com/wp-content/uploads/2026/07/IMG_1627-2.jpeg 1440w" sizes="(max-width: 165px) 100vw, 165px" /></p>
<p>このカードは小高い丘の上で一人で内面に向き合い、自分について考えているカードだ。自分の人生、これでいいんだろうか？と考えているような気がした。</p>
<p>ただ別の意味では、今すぐ転職したいと意気込んでいるカードでもない。</p>
<p>私は、東京ではどんな感じで過ごしているのか聞いた。</p>
<p>彼女は、東京では時々友人とも遊ぶが、大阪より友人は少ないと話していた。</p>
<p>そして最後に話した。</p>
<p>「だけど最近は疲れていて、休みの日には寝てばかりです。」</p>
<p>やはり今すぐ転職を決めようとする人の行動には見えなかった。</p>
<p>もしかしたら、今、日々に追われることで、自由な楽しみ方を忘れてしまっているのかもしれない。</p>
<p>願いが叶った後というものは、案外難しいものだ。</p>
<p>次に何を目指せばいいのかわからなくなる。</p>
<p>私は少し考えて背中を押した。「大阪にはまたいつでも戻って来れる。」</p>
<p>彼女は転職したいのではなく、今は少し立ち止まる時間が欲しかったのかもしれない。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『プロジェクト・ヘイル・メアリー』毛のない毛蟹と出会って、生きる意味を考えた。</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 13 Sep 2026 01:55:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画から考えたこと]]></category>
		<category><![CDATA[友情]]></category>
		<category><![CDATA[生きる意味]]></category>
		<category><![CDATA[SF映画]]></category>
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					<description><![CDATA[最新のSF映画を観ているはずなのに、この映画はどこか懐かしい感じがした。 そう思ったのは気のせいではなかった。異星人ロッキーとのファーストコンタクトで流れてきた、5つの音で『未知との遭遇』へのオマージュだと気づいた。だか [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>最新のSF映画を観ているはずなのに、この映画はどこか懐かしい感じがした。</p>
<p>そう思ったのは気のせいではなかった。異星人ロッキーとのファーストコンタクトで流れてきた、5つの音で『未知との遭遇』へのオマージュだと気づいた。だから別れ際に地球を模した毛糸の模型を渡す場面でも、『E.T.』のあの別れを思い出した。（そしてネタバレ満載になるので、これから観たい人はここでストップすることをお勧めする。）</p>
<p>物語は、グレースが宇宙船の中で昏睡状態から目覚めるところから始まる。自分が誰なのか、なぜここにいるのかも分からない。一緒に搭乗した二人はすでにミイラ化して亡くなっていた。二人を船外の宇宙へ旅立たせる場面は、今思い出してもゾッとする。</p>
<p>このまま地球へ帰還することなく一人で宇宙を旅するのなら、私ならいっそ二人と一緒にミイラになっていた方が幸せだと思う。</p>
<p>ところがグレースは、自分が誰なのか、宇宙船、現在地を調べ続ける。地球へ帰るには途方もない年月がかかると知っても、不慣れな船を操縦し、船外活動までやってしまう。</p>
<p>使命感に燃えるヒーローとは真逆。でも、分からないことを放っておけない。科学者としての探究心が恐怖を少し上回っている人。</p>
<p>人間は好奇心によって文明を切り開いてきた。船内の壁には霊長類の進化を模した金色のプレートが貼られている。その文明の進化が、ついには宇宙へ飛び出すのだから本当に気絶級だ。グレースは地球を救うための片道切符で、原因を探り、解決するために宇宙へ放り出されたのである。</p>
<p>そんな永久に続くかもしれない孤独の中で出会うのが、異星人ロッキーだ。</p>
<p>顔も目もなく、最初は岩のような毛のない毛蟹。それが途中から、先日作った鳥肝の生姜煮のレバーのように柔らかそうだと思うまでになってくる。</p>
<p>そして見慣れるほど可愛くなる。手の動きや仕草から、今は喜んでいる、今は心配しているということまで伝わってくる。二人は異星人同士でありながら、共通する数学や科学から言葉を作り、次第に心まで共有していく。</p>
<p>ロッキーの文明は人類より高度な技術を持っているが、相対性理論を知らない。眠る時には身体の機能がほぼ停止するので必ず誰かが見張っている。身体や環境が違えば、文明が発達する方向も違う。それでも二人は互いに足りないものを補いながら協力していく。</p>
<p>宇宙船が危機に陥り、ロッキーが自分の身を守る装備から飛び出してグレースを助ける場面が、とても印象に残った。</p>
<p>危険を避けようと思えば避けられたはずだ。それでもロッキーは迷わずグレースを助ける。姿形も文明も程遠く違う二つの生命が、本質的なところで繋がった瞬間だった。</p>
<p>最終的に二人は危機を乗り越える。グレースは地球を救うための物質を手に入れ、「ビートルズ」と名付けた小型探査機に託して地球へ送り出す。これで任務は果たした。</p>
<p>グレースは地球へ、ロッキーは自分の星へ。別れを惜しみながら反対方向へ進んでいく。私はここから地球帰還へ向かって映画が終わるのだと思っていた。</p>
<p>ところがグレースは、別れたロッキーにも危機が迫っていることに気づく。</p>
<p>地球へ帰るか、ロッキーを助けに行くか！</p>
<p>グレースに迷いはない。ロッキーを追って引き返す。</p>
<p>最初は宇宙へ行くことさえ拒んだ男が、孤独の中で出会い、自分を支えてくれた友人を見捨てないために、今度は誰にも命令されず、自分の意思で最大の賭けに出る。</p>
<p>グレース自身が「ヘイル・メアリー」になった瞬間だった。</p>
<p>すでに地球を救うという任務を終えたグレースは、ここで初めて自分が進む道を自分で選んだのだと思う。</p>
<p>最後は地球へ戻らず、ロッキーの住むエリディアンの世界で再び教師になる。かつて相対性理論を知らなかった文明の子ども達に、今度はグレースが光の速度を問いかけている。</p>
<p>ただ、そこでもグレースは完全な自由を手に入れたわけではない。地球を模した巨大な居住空間で、その生命はエリディアンたちに委ねられている。ロッキーもまたここでは、自分の身体を守る装備をつけてグレースに会いに来る。</p>
<p>最後まで二人は違う生命のままなのだ。</p>
<p>それでも一緒に生きることができるのは、互いを信頼しているから他ならない。</p>
<p>誰かと何かを共有し、助け、助けられる。そうして「生き延びる」が「生きる」に変わる。</p>
<p>宇宙船から一本の紐だけを頼りに、何が起こるか分からない宇宙へ飛び出した場面のように、人生もまた「ヘイル・メアリー」なのかもしれない。</p>
<p>この映画の最後に残ったのは、グレースが生き延びたことではなく、一緒に生きたという記憶だった。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>選ぶより見つける時代</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Sep 2026 01:32:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日常]]></category>
		<category><![CDATA[生活]]></category>
		<category><![CDATA[観察]]></category>
		<category><![CDATA[ブランド]]></category>
		<category><![CDATA[暮らし]]></category>
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					<description><![CDATA[ポストに届いた、百貨店からのシークレットセールの案内。割引率は40％オフ。昔ならすぐにお店へ向かっていたはずなのに、今の私はまったく行く気になれない。 昔はセールに行けば、欲しいものが必ずひとつは見つかった。でも今は全体 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ポストに届いた、百貨店からのシークレットセールの案内。割引率は40％オフ。昔ならすぐにお店へ向かっていたはずなのに、今の私はまったく行く気になれない。<br />
昔はセールに行けば、欲しいものが必ずひとつは見つかった。でも今は全体的に高すぎる。良いなと思うものは、平気で10万円を軽く超えている。</p>
<p>思えば最近、昔好きだったブランドの印象も随分変わってしまった。誰もが知る大きな企業に買収されてしまったからだ。手頃な価格にはなったけれど、どれも似た雰囲気になってしまい、あまり買う気にはなれない。安くなるのは悪いことではないけれど、長く使えるとはどう考えても思えないのだ。効率化や世界展開を考えれば当然の行き着く先なのだろうし、年々どこの百貨店に行っても同じブランドばかりが並ぶようになった。</p>
<p>昔に比べれば選択肢自体は多くなっている。しかし、ワクワクしない原因はそこではない。服だけでもなく、最近買い換えようと考えていた家具なども含め、自分が納得する価格帯や「独自の世界観」を持つものが、世の中から少しずつ減っているのだ。</p>
<p>どれも決して悪くはない。だけど万人受けを狙った似たり寄ったりのものが多すぎるのではないか。以前は「歳を取ったから好きなものが減ったのかな」とも考えていたが、そうではなさそうだ。選びたいと思えるものに出会う機会が、時代とともに減っているのだ。</p>
<p>だから最近の私は、百貨店に行くよりも自分で店を探すことが増えた。素敵だなと思った店は写真に残している。ネットで評判の店を調べてみても、実際に行ってみないとわからない。そうやって苦心して店を探すうちに、店の姿勢も大きく二つに分かれることに気がついた。</p>
<p>ひとつは、検索で見つけてもらうために工夫を凝らす大きな企業。広告を出し、口コミを集めてSNSを更新する。情報化社会のなかで生き残るためには当然の手法だ。</p>
<p>もうひとつは、「知る人ぞ知る」存在で十分と考えている昔ながらの個人商店のような店。量産はせず、地域の人や、手が届く人に来てもらえればそれでいい。だからメディアの取材も断るのだろうけど、それゆえに探す側からはなかなか見つけにくい。</p>
<p>昔は百貨店に行って、並んだものから「選ぶ」というストレートな買い物だった。だけど今は、どこかにひっそり存在するものを「見つける」プロセスそのものに価値がおかれる時代になっているのだと思う。</p>
<p>そしてふと気づくと、私自身も個人事業主であった。<br />
個人商店は背負うものが大きい。なにしろ身体はひとつしかないのだ。自由な時間に一息ついたり、映画を観る時間のような余白を残しておかなければ、自分が枯渇してしまう。だから個人商店には、細く長く、ニッチに生き延びるための選択肢を模索する瞬間が常にあるのだろうと思っている。</p>
<p>見つける方は大変だけど、「宝探しのような買い物を楽しむ」方向へ舵を切るのも悪くはない。偶然の出会いがあり、店に入ってみたら案外良かった。そしてそれが深く記憶に残る。これからの買い物は、単なる選択肢の多さではなく、「見つける価値」の時代に入ったのだろうと実感している。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>天機はなぜ紫微に口を出したくなるのか｜紫微斗数で見る二つの星の個性</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 02 Sep 2026 15:00:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[紫微斗数]]></category>
		<category><![CDATA[天機]]></category>
		<category><![CDATA[占い日記]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[観察]]></category>
		<category><![CDATA[主星シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[星の相性]]></category>
		<category><![CDATA[紫微]]></category>
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					<description><![CDATA[紫微斗数では「紫微」という星がある。 穏やかな人柄で品格があり、人をまとめる統率力も備わっている。 つまり紫微は王様のような役割を持っている。 そして天機という星もいる。 天機は参謀の星といわれているが、 一つの答えが出 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="p1">紫微斗数では「紫微」という星がある。</p>
<p class="p1">穏やかな人柄で品格があり、人をまとめる統率力も備わっている。</p>
<p class="p1">つまり紫微は王様のような役割を持っている。</p>
<p class="p1">そして天機という星もいる。</p>
<p class="p1">天機は参謀の星といわれているが、</p>
<p class="p1">一つの答えが出てもそこで思考が止まらない。</p>
<p class="p1">安定した答えに落ち着くより、先々の見通しを立てることで安心する。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">その日紫微は、子供の進路を決める最終段階に来ていた。</p>
<p class="p1">紫微は苦学の末に自分の会社を立ち上げた人だ。</p>
<p class="p1">子供には自分のような苦労はさせず、才能を伸ばしてあげたいと考えている。</p>
<p class="p1">紫微は、友人知人の関係先からリサーチし、</p>
<p class="p1">色々資料を集め、環境を優先した第一志望を最後まで検討した。</p>
<p class="p1">「好きなことを学ばせて趣味を続けさせてあげよう。」</p>
<p class="p1">ようやく紫微は決断したのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">そして塾の面談日となったある日。</p>
<p class="p1">「天機先生、子供にはこの学校を第一候補に決めました。」</p>
<p class="p1">紫微は考えの経緯を丁寧に伝えた。</p>
<p class="p1">すると天機はパソコンを開き、長年集めてきた資料を静かに見直し出した。</p>
<p class="p1">天機は、</p>
<p class="p1">「他にもっと良い学校はないのだろうか」</p>
<p class="p1">「別の学校ならもっと、この子の才能を伸ばせるのではないか」</p>
<p class="p1">と考え始めた。</p>
<p class="p1">そして天機は口を開く。</p>
<p class="p1">「紫微さん、他にもっと良い選択肢がありますよ。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">天機には話を一旦分解して考える癖がある。</p>
<p class="p1">紫微は十分に考え抜いて判断したつもりだ。</p>
<p class="p1">だからこの時少し、心が揺らぐ。</p>
<p class="p1">自分の判断は甘かったのかと考える。</p>
<p class="p1">紫微は子供の進路を決断することが自分の役割だと考えてた。</p>
<p class="p1">天機は、決断そのものに反対しているわけではない。</p>
<p class="p1">よりよく改善するのが自分の役割だと考えている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>天機は、相手を否定しているつもりはない。</p>
<p class="p1">「もっと良くなる方法が見えてしまう」</p>
<p class="p1">だからこそ改善のための一言を添えたくなってしまうのだ。</p>
<p class="p1">自分の役割を果たそうとしているだけだった。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>押し入れのプラダ</title>
		<link>https://yuzukiuranai.com/%e6%8a%bc%e3%81%97%e5%85%a5%e3%82%8c%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%80/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 29 Aug 2026 00:03:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[四柱推命]]></category>
		<category><![CDATA[日常]]></category>
		<category><![CDATA[占い日記]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[丙午]]></category>
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					<description><![CDATA[四柱推命には「丙午」という干支がある。 丙午の人は、「好き」や「これがいい」という自分の基準を大切にしたい。 周囲がどう思うかより、自分が納得できるかどうかを優先したいところがあるようだ。 私の母は丙午の人だ。 &#038;nbs [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="p1">四柱推命には「丙午」という干支がある。</p>
<p class="p1">丙午の人は、「好き」や「これがいい」という自分の基準を大切にしたい。</p>
<p class="p1">周囲がどう思うかより、自分が納得できるかどうかを優先したいところがあるようだ。</p>
<p class="p1">私の母は丙午の人だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">妹が20代の時、イタリア旅行でプラダのバッグを買った。</p>
<p>結婚して使うことが減ったのか、それを母に譲った。</p>
<p class="p1">母と出かける時に持っていたのは遠い昔。</p>
<p class="p1">それを思い出した私は、</p>
<p class="p1">「使わないなら譲って。」と母に言ったことがある。</p>
<p class="p1">母は、</p>
<p class="p1">「もう捨てた。」</p>
<p class="p1">と言った。</p>
<p class="p1">後日妹とお茶をした時、妹も同じことを母に聞いていた。</p>
<p class="p1">私は少し笑ってしまった。</p>
<p class="p1">そして私と妹は、</p>
<p class="p1">「絶対捨ててへんよな。」</p>
<p class="p1">「まあ、お母さんやもんな。」</p>
<p class="p1">と納得するしかなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">母は、こんなことも言っていた。</p>
<p>ルイヴィトンが大流行する前の頃のことだ。</p>
<p>新幹線でモノグラムのバックを持っている人を見かけ、</p>
<p>目が釘付けになったらしい。</p>
<p>それが「パピヨン」だったか「アマゾン」だったか、私にはわからない。</p>
<p>母はその後の大流行に、ときめきを感じたのだろうと思う。</p>
<p>ただ、当時の母に買う余裕はなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あの押し入れには、きっと今でも母のお気に入りが眠っている。</p>
<p class="p1">私は、次にあのバッグを譲り受けるのは姪だと思う。</p>
<p class="p1">いつか姪が押し入れの奥から見つけて、</p>
<p class="p1">「えっ、こんなんあったん？かわいい！」</p>
<p class="p1">と目を輝かせる姿を想像する。</p>
<p class="p1">物の価値は時代とともに変わっていく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">母にとって押し入れに「しまっておくこと」は、「思い出のカプセル化」なのだと思う。</p>
<p class="p1">母は、自分が納得した時にだけ物を手放す。</p>
<p class="p1">母を見ていると、丙午という干支の魅力は、こういうところにあるのだと思う。</p>
<p class="p1">
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ページが茶色くなる前に</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 Aug 2026 01:00:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[タロット]]></category>
		<category><![CDATA[占い日記]]></category>
		<category><![CDATA[運命の車輪]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
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					<description><![CDATA[娘が家を離れて半年が過ぎた。 娘の部屋にある本棚は、すでに役目を終えている。 そろそろ片付けようと思った。 この時の情景はまるで、 タロットの「運命の車輪」が巡ってきたみたいだった。 本棚はいろんなものが詰め込まれていた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>娘が家を離れて半年が過ぎた。</p>
<p>娘の部屋にある本棚は、すでに役目を終えている。</p>
<p>そろそろ片付けようと思った。</p>
<p>この時の情景はまるで、</p>
<p>タロットの「運命の車輪」が巡ってきたみたいだった。</p>
<p>本棚はいろんなものが詰め込まれていた。</p>
<p>思い出の誕生日プレゼントや空箱。</p>
<p>宝島かゴミ箱か、意味不明のものを片付ける。</p>
<p>変色しかけのスタバのタンブラー、</p>
<p>いつ使うかわからない外国の紙幣、</p>
<p>くすんだ銀のネックレス。</p>
<p>誰かが作ったクリスタルのブレスレットだけは</p>
<p>まだキラキラと輝いていた。</p>
<p>娘が帰ってきて</p>
<p>「あれ、どこいった？」</p>
<p>と聞くかもしれない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして気づいた。</p>
<p>ここに入っているのは、</p>
<p>化粧品のストック、</p>
<p>娘への誕生日プレゼント、</p>
<p>手紙、</p>
<p>そして旅の思い出だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>気づけば、部屋は薄暗くなっていた。</p>
<p>手に持った雑巾は冷たかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そしてもうひとつのクローゼットを開けた。</p>
<p>そこには息子が置いていった段ボールがあった。</p>
<p>何巻か足りてない「ワンピース」と「進撃の巨人」</p>
<p>取り出すには重すぎた。</p>
<p>私はクローゼットを閉めた。</p>
<p>息子の方は聞いてきたりしない。</p>
<p>いつかは売りに行こう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それから、時間が経った。</p>
<p>クローゼットを開けるたび、やっぱり気になる。</p>
<p>これを懐かしく読む時は来るのだろうか。</p>
<p>ページが変色するのが先か、</p>
<p>私が手放す決心をするのが先か。</p>
<p>答えはまだ決まっていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『私がホンモノ』という一言が残したもの</title>
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		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Aug 2026 17:01:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[映画から考えたこと]]></category>
		<category><![CDATA[人間関係]]></category>
		<category><![CDATA[PERFECT BLUE]]></category>
		<category><![CDATA[境界線]]></category>
		<category><![CDATA[現実と境界線]]></category>
		<category><![CDATA[悩みの解決]]></category>
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					<description><![CDATA[映画を観ながら、「人はどこまで自分でいられるのだろう」と思った出来事がある。 その日、1997年公開の『PERFECT BLUE』を観ていた。パソコンはまだ分厚かったが、ストーリーに古さを感じなかった。 簡単なあらすじは [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="p1">映画を観ながら、「人はどこまで自分でいられるのだろう」と思った出来事がある。</p>
<p class="p1">その日、1997年公開の『PERFECT BLUE』を観ていた。パソコンはまだ分厚かったが、ストーリーに古さを感じなかった。</p>
<p class="p1">簡単なあらすじは、アイドルを引退し女優へ転身した女性・ミマが、仕事の変化やストーカーの存在をきっかけに、現実と妄想の境界が少しずつ曖昧になっていくというものだ。観ている側も何が現実なのかわからなくなり、最後まで翻弄される心理サスペンスである。</p>
<p class="p1">『PERFECT BLUE』では、鏡がキーワードになっている。</p>
<p class="p1">ミマは、鏡やガラスに映るもう一人の自分と何度も向き合う。</p>
<p class="p1">「アイドルから女優に転身したことは間違っていたのだろうか」という考えに縛られたまま、抜け出せなくなっていく。</p>
<p class="p1">誰にも本音を話せなくなり、仕事で追い詰められていく。そして、仕事仲間が次々と殺害される事件まで起こる。</p>
<p class="p1">人は、自分の限界を知っているようで、実は知らない。</p>
<p class="p1">ミマもその世界に呑まれ続け、自分を見失っていく。</p>
<p class="p1">そしてラストシーンは、答えの見えない疑問を投げかける。</p>
<p class="p1">バックミラー越しに「私はホンモノ」というミマの言葉が映し出される。しかし、そのミマが本当に「ホンモノ」なのかはわからないまま、映画は終わる。</p>
<p class="p1">占いの仕事をしていると、「どうしたらいいですか」という相談を受けることが多い。</p>
<p class="p1">でも、本当に必要なのは答えではなく、自分とは違う視点に触れることだと思う時がある。</p>
<p class="p1">悩みが深くなると現実が見えなくなることもある。しかし誰かとの対話によって、少しずつ輪郭を取り戻すこともある。</p>
<p class="p1">ずっと頑張らなくてはと思うほど、人は自分の輪郭を見失ってしまうことがある。</p>
<p class="p1">それでも、自分という存在を保つためには、「誰か」という鏡が必要なのだと思う。</p>
<p class="p1">『PERFECT BLUE』は、時代が変わっても人の本質や脆さを静かに問いかけてくる作品だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>人は自分の見てきた世界を『普通』だと思う</title>
		<link>https://yuzukiuranai.com/%e4%ba%ba%e3%81%af%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ae%e8%a6%8b%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e3%80%8e%e6%99%ae%e9%80%9a%e3%80%8f%e3%81%a0%e3%81%a8%e6%80%9d%e3%81%86/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Aug 2026 15:57:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日常]]></category>
		<category><![CDATA[価値観]]></category>
		<category><![CDATA[恋愛]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[観察]]></category>
		<category><![CDATA[占い]]></category>
		<category><![CDATA[結婚]]></category>
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					<description><![CDATA[娘の結婚が近づき、顔合わせや婚姻届の話になった。 娘はInstagramを見ながら、「みんなこうしている」と話す。 婚約者は、お兄さん夫婦がそうだったから、それが普通だと思っていた。 私は少し違和感を覚えた。 そういえば [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="p1">娘の結婚が近づき、顔合わせや婚姻届の話になった。</p>
<p class="p1">娘はInstagramを見ながら、「みんなこうしている」と話す。</p>
<p class="p1">婚約者は、お兄さん夫婦がそうだったから、それが普通だと思っていた。</p>
<p class="p2">私は少し違和感を覚えた。</p>
<p class="p1">そういえば、その日は1日中、「基準」を考えていた。</p>
<p class="p1">美容室では若い人はInstagramで担当者を選ぶ。</p>
<p class="p1">就職では大企業を辞めて中小企業へ転職した若者がいる。</p>
<p class="p1">結婚の形も昔とは変わった。</p>
<p class="p2">今は何が正解かというよりも、何を基準に選ぶかが人それぞれになった。</p>
<p class="p1">占いをしていると、それを強く感じる。</p>
<p class="p1">10年前は同棲の相談は今ほど多くなかった。</p>
<p class="p1">今は同棲して別れたという相談も珍しくない。</p>
<p class="p1">だから「この人と結婚して大丈夫ですか」と聞かれても、</p>
<p class="p1">「絶対大丈夫です」とは言えない。</p>
<p class="p2">人生はどっちにも転ぶことがある。</p>
<p class="p1">母は80歳を超えた。</p>
<p class="p1">私が若い頃なら反対したであろうことも、今は「そういう時代なんやね」と受け止める。</p>
<p class="p1">この違いは一体何だろうと考えた。</p>
<p class="p2">人は年齢を重ねたから変わるのではなく、その時代を生きる中で、少しずつ基準を書き換えていくのかもしれない。</p>
<p class="p1">だから私は占いで、「相性はいいですか」と聞かれたら、「どっちもあります。」と答えることが増えた。</p>
<p class="p1">大切なのは、正解を渡すことではない。その人が何を基準にして選び、何を大切にして生きて生きたいのかを、一緒に見つけていくことなのだと思っている。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>七殺はなぜ天梁を理解できないのか｜紫微斗数で見る二つの個性</title>
		<link>https://yuzukiuranai.com/%e4%b8%83%e6%ae%ba%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%a4%a9%e6%a2%81%e3%82%92%e7%90%86%e8%a7%a3%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%ae%e3%81%8b/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[yuzuki]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 09 Aug 2026 14:08:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[紫微斗数]]></category>
		<category><![CDATA[占い日記]]></category>
		<category><![CDATA[主星のすれ違い]]></category>
		<category><![CDATA[主星シリーズ]]></category>
		<category><![CDATA[星の相性]]></category>
		<category><![CDATA[七殺]]></category>
		<category><![CDATA[天梁]]></category>
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					<description><![CDATA[紫微斗数では「七殺」と呼ばれる星がある。 七殺は何事も即断即決。覚悟を決めたら迷わず前へ進む星だ。 自由に行動し、達成感を味わうことで充実感を覚えるのだ。 そして天梁という星もいる。 天梁は正直で努力家。そして誰も困らな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>紫微斗数では「七殺」と呼ばれる星がある。</p>
<p>七殺は何事も即断即決。覚悟を決めたら迷わず前へ進む星だ。</p>
<p>自由に行動し、達成感を味わうことで充実感を覚えるのだ。</p>
<p>そして天梁という星もいる。</p>
<p>天梁は正直で努力家。そして誰も困らないように先回りして考える星でもある。</p>
<p>誰も困らず一日を終えることが天梁の安心感につながるのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ある日、七殺は天梁と仲間を登山に誘った。</p>
<p class="p1">天梁ような石橋を叩いて渡るような人物は、入念な準備を怠らない。</p>
<p>七殺は昨晩やっと、必要なものをリュックに放り込んだ。</p>
<p>足りないものは天梁が持ってきているはず、そう見込んでいた。</p>
<p>それでも七殺は山頂に立てる旗だけは忘れなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="p1">その日の夜明け、空は明るく晴天だった。</p>
<p class="p1">「順調にいけばあと２時間、頂上に旗を立ててやる！」</p>
<p class="p1">七殺は、あと少しだから頑張ろう！と仲間を励ましながら悠々と先頭を歩いていた。</p>
<p class="p2">ところが少し経ち、天梁はその旗のはためきが尋常ではなく大きいことに気づいた。</p>
<p>「七殺、雲行きが怪しくなるかもしれない。山の天気は急変する、このまま進めば下山できないかもしれない」</p>
<p>一旦立ち止まると天梁は天気予報を確かめた。</p>
<p>七殺は待つ間、急激にイライラし出した。</p>
<p>「ここで時間を潰すより、天気が崩れる前に登り切った方がいい！」</p>
<p>七殺は一度決めた勢いを止められることが、何よりも苦手なのだ。</p>
<p>「もう今日は無理です。七殺さん、雨の中を下山して誰かが足をくじいたらどうするんですか。今日は引き返すという判断も必要です。」</p>
<p>それでも七殺は引き下がらない。</p>
<p>「雨が降るまでまだ余裕で到着できる。」</p>
<p>むしろ誰かが足をくじいたら、自分がおぶって下山する覚悟さえしていた。</p>
<p>しかし天梁は諦めなかった。</p>
<p>「いや、いつでも山は登れます。やはり安全第一です。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>七殺は最後まで納得していなかった。</p>
<p>それでも引き返す時にもまた先頭を歩いた。</p>
<p>七殺は、天梁が先回りして危険を避けようとすることを知っている。</p>
<p>しかし、まだ十分登頂まで時間があると考えていた。</p>
<p>天梁も、七殺の責任を引き受ける度胸が備わっていることを知っている。</p>
<p>ただ天梁にとっては一人でもけが人が出れば、この登山は成功とは言えなかったのだ。</p>
<p>結局、山頂に旗は立たなかった。</p>
<p>それでも全員が笑顔で麓へ戻ってきた。</p>
<p>天梁にとっては、それこそが何よりの成功だった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次はこちら→<a href="https://yuzukiuranai.com/%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%a4%aa%e9%99%b0%e3%81%af%e8%b2%aa%e7%8b%bc%e3%81%ab%e7%96%b2%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%86%e3%81%ae%e3%81%8b/">なぜ太陰は貪狼に疲れてしまうのか｜紫微斗数で見る二つの星の個性</a></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
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