社会学的考察

世界を旅する手段は思考② 空間と言葉

私たちは何かをたくさんの事象の中から、「あれではない何か」を選別して生活しています。「何でも良い」と即座に答える時も実際には無反応ではなく「何か」を放棄していたり、肯定/否定・優劣の状態を直感的に振り分けています。会話している相手が、食い入...
社会学的考察

世界を旅する手段は思考① 

言葉はその人の生きてきた社会を背負う。つまりその人の話し方がその経験を語ります。私たちはその言葉の理解の仕方を覚えていないもですが、言わずと知れたことですが、最初の体験は家庭にあるので方言も含め、赤ちゃんは体験を通して言葉と結びつけます。ス...
社会学的考察

今年の漢字は?表意文字文化

年末に清水寺で行われる「今年の漢字」は世相を反映しますが、昨年はコロナの流行で「密」だったんですよね。投票で決まるそれは、密を頻繁に耳にしたことによるのですが、10年先にも蘇る時の象徴になりますよね。その漢字とイメージの密接性は、ラテン文字...
ブログ

もったいない系男子の分類、自分を知ること

彼女いない系男子の分類の見た目は、彼女がいそうに見えるナルシスト、または改善点が多分にあるダメンズか、その2択。ナルシスト系男子は意外にも彼女がいない占いの現場。常時、他人目線で自分を確認する彼らは同時に、将来について繊細に悩むのは自分のこ...
映画

ドラマ・ペーパーハウス

Netflixの連続ドラマ「ペーパーハウス」が完結して、余韻に浸っています。まず強盗集団が造幣局に立てこもる。強盗といっても印刷された紙幣を盗むのではない。大量の紙幣を刷るための時間稼ぎのため。そして主人公の「教授」が野暮ったくも知的です。...