3月9日の呪縛

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今日は3月9日。毎年この日はどこかにレミオが引っかかる。曲名に月日を用いるなんて正解だ、インパクトがありますよね、きっとズルいと思った業界人は多いだろう。卒業式の季節、別れの季節、旅立ちの季節。

昨年のこの日は、私は引っ越しをしている。似たような暖かさで似たような日差しの今日。今年は、先ほど働いてる娘からLINEがきて、移動がありそうだという。「長崎に行っちゃうかも」という短い文面と寝転んだキャラクターのスタンプが送られてきた。自虐的?喜んでる?よくわからないが、行ってきたら?と返事をするしかない。

離れることは当然親だから寂しい、しかし人の出会いは多いことに越したことはない。人に可愛がられる人になるための修行。人を可愛がる人、受容する人になるためには人と接しないとね。出会いの中で、凹まされることもあるだろうけれど、生きるってそういうことよ、とザックリ思う。

それにしてもレミオロメンの呪縛だ。なぜ、今日なんだ!と思ったら、そうか、3月6日は啓蟄だった。物事が、虫が春の陽気の中、動き始める季節に、移り変わっていることに気づいた。