仕事上の人間関係

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今、ロシアとクロアチアが大変なことになっていますが、度重なることがあって思いつくまま書くことにした。


昔を振り返る機会に立った。恐怖政治のような職場にいた頃のこと。ネチネチと、あなたは人からこのように思われていますよ、と言われた黒歴史。それぞれに個々に個室で行われ、取調室のようであった。お互いに、あの人が自分のことを?と疑心暗鬼になることがあり、心が折れた。


人を疑うことは囚人のジレンマに陥り、刑務所のようだ。トラウマになり絶対に病む、しばらく。しかしその後、全国10本の指に入る営業マンを3人も抱えた、大手損保代理店で事務をした、偶然の出来事は職場に恵まれ、しかしそんな職場は大変であった。ポテンシャルの高い高学歴のオジサンは、教えるのが上手く、山本五十六の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ」が口癖で、「話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず、」と続く。人の心を掴むコツですかね、それを言われるとやらねば、と思いましたね。そしていつも私は、何かを始める時、相当なポンコツである。


人が社会で生きる時に軋轢を感じるのはなぜか、考えてみれば、それは誰かと競争するからですよね。一体何と競争するのか、それは人それぞれであるが他人と比較してはならない。自分の軸を持ち、自分の目標を持てていれば、長期戦でもブレませんよ。目標が定まっていれば、例えば話す人の言葉が、何を言わんとしているか、雑音がなくスーッと耳に届く。時々、忘れるんですけどもね。


前後する圧迫面接の当時は、契約更新の度に弱点を突かれ、非常に厳しい職場であった。仕事の本質に気づけず、気持ちが偏っていた。実はその上司が嫌いだったのだ、私は。よくある話、自分が嫌っていれば相手にも伝わる。しかし、嫌いと捉えるからいけないのだ。苦手だけど、気持ちの良いコミュニケーションを取るのが社会、職場を変わるにしても人間力が上がる、そう気づいていれば、謝ることも断然できたはず。


若くなければ指摘してくれる人は年々減るものであるが、時々、事あるごとに思い出しますね。プーチンには諭してくれる人がいない、そして世界中の人に非難轟々で、自制の効かない心が、権力に渦巻かれ苦しんでいる。もうそろそろ降参しなきゃですよね、どう思われようと関係ない、早いに越したことはない。