健康とか運とか。

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部屋を綺麗に整える、お風呂に入る、服を綺麗に洗濯する、そしてゴミを溜めない。添加物を出来るだけ取り込まず、運動もして、良質な睡眠を取り、日々動きやすい身体を保つために脳を機能させること。

その健康と呼ばれるものは保証されない万人の願いで、健康に生まれるかどうかという点についても運かもしれない。
そして健康であれば、ついつい見落とすことにもなりかねない。

今年の夏、足が遠のいていた健康診断を受診した。やはり年齢と共に機能低下しているのは当然で、そのデータに少しばかりネガティヴになりはしたが思い切って、ファステングにトライしたのです。腸を休める時間を決め、極力糖質を取らないように意識。すると身軽になった身体は活動的になり、これにはちょっと驚きと新鮮さを覚えた。

思い起こすと東洋思想の中にある五臓六腑という考え方は血の巡りを良くすること、つまり西洋人には理解しにくい気を滞らせないこと。健康体として頭寒足熱とは言い当てて妙な響き。

歴史的には世界的には産業革命期までは様々な要因が重なり、寿命が短く世界的にも人口は少なかった。日本でも鎌倉時代では人口500万人くらい。医学も発展途上の時代には、病を未然に防ぐ未病の考え方は、現在でも通じるものがある。

健康診断は、今後の健康について考える機会は与えてくれたが、大病を患った人が自分の人生について考えるきっかけもそんな時。何もなければそれに越したことはない。ましてや現代医療は遺伝的な体質が分かるもので、時に運は転ばぬ先の杖としてやってくる。

あの時は運が良かった、誰にでもあるその記憶は、あの時、あの人に出会ったことによって、などと何かを介してやってくる。そうしてその時を起点に、未来の可能性に前向きにトライするのだ。後からそれがリニューアルであったと気づく。

医療が発達した今、腸は大事だと言われます。また、腸と脳は密接に結びつき、腸内環境が大事だと言われます。昨今、乳製品、ヨーグルトなどの種類が、迷うほどに売り場に増えた。私の通うヨガ教室では、何十種類もの乳酸菌が詰め込まれたサプリが、なんと本人の腸に合った菌が腸に届くよう考案された、高額のサプリが発売された。勿論本人が暴飲暴食では本末転倒であろうが。

ひとつに個人の責任などではなく、人口増加に伴う時代の産物である、現代病。添加物や加工食品によって、人が飽食に晒されていることへの無自覚、落とし穴。爆食いタレントさんたちは裏で節制していると思われし。

食に限らず情報を取捨選択しなければ、未来がぼやける現代社会。だからこそ自分が将来どうありたいかを心に思い描き明確にすることだ。それがつまりは未来への道標になるのですよ。