惑星・星座・ハウスについて

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西洋占星術は人の誕生からその人生の全体の傾向を予測しますが、国や社会現象なども、特徴は周期性ではなく、その時々の瞬時の、地球から見た天体の位置関係を計算によって導き出します。つまり星空に、何かが生まれた瞬間の時間が投影されているというものです。
ホロスコープの語源はギリシャ語で、上昇してくる星々の角度と時間、という意味を持ちます。

12星座(獣帯)は天に置かれた帯で、そこを惑星は通過していきます。星座と惑星はそれぞれに意味を持ちますが、惑星の心地の良い場所やそうではない場所などが存在します。伝統的に「惑星が星座の服を着た役者のようだ」と比喩されます。

人の誕生であれば、その時間帯によってハウスという固有の場所が決定しますが、ホロスコープ自体が舞台であれば、役者の小道具やその場の設定のようなものになります。

星座はハウスの外側にあるフレームで、星座と惑星の関係は心理的な感情や思考のパターンを生み出す象徴の関係、ハウスは何に対して行われるかの事象のパターンを生み出していきます。

惑星・・・太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、海王星、天王星、冥王星、の10惑星
星座・・・12星座、惑星を読み取る座標軸、入室した惑星との相対性がわかる領域
ハウス・・・360度を12に区切った空間で、家族、友人、恋愛、仕事、個性、才能、など様々なこと