西は黄金に輝く、長崎の旅。

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長崎に行ってきました。
西の果てへの旅は、娘の引越しの手伝いがメイン。なので生活に密着したローカルな旅になりました。

長崎は平地が本当に少なく、オランダ坂や祈念坂の急斜面を歩いてみると県外の人は大変な目に遭います。犬の散歩に降りてくる人にも出くわし、人も犬もウーバーイーツには負けはしない(ウーバーイーツは進出しないと私は読んでいますが、)足腰の強さと、芯の通った安定感、ある意味保守的な、を垣間見たような気がします。

最終日の1日、観光したところは眼鏡橋、出島、世界3大夜景に選ばれた稲佐山。東シナ海を望むことのできる海や島々、(うっすらと見えた軍艦島もいつかは行ってみたい)日暮れを惜しむほど夕暮れが素晴らしかった。

各々の占いの世界で共通する見解の一つに、西はお金と結びつけられます。人類学者のレヴィ=ストロースの何かの本でも、「世界どこの文化においても、城を中心に文化は繁栄している」のだそうですよ。

本質的に、人は昔から西日に照らされた景色が黄金色に輝くことを特別だと感じますよ、と実感しました、それほど西日が落ちる景色は美しいんですもんね。東シナ海の透き通る海に育まれた(なぜか佐賀の)呼子イカの刺身をいただき、幸福な旅を締めくくったのでした。