魂魄

占い

四柱推命では魂魄という考え方がある。魂魄とかいてコンパクと読む。簡潔に説明すれば、生まれた生年月日時間の中に、蔵干を含めて10干が全て揃っていることをいいます。甲乙丙丁というやつですね。
有名なところではドジャーズの大谷選手なども全て持っています。

魂の字体は雲と鬼から構成され、雲のような高い位置から息吹する霊、そして拡大を意味する陽の原理、男性性、死後、魂は天に昇って自ら拡大して示現する霊、である。
魄は、白さと鬼の構成で、白くあるいは透明で、地上的な身体に伴う霊であり隠の原理、陰の原理は現実性で女性的、死後「魄」は下方へ沈み、「鬼」鬼は大地とされ、すなわち大地へと帰るとされている。

魂魄が全て揃っているとはどういうことか。魂(たましい)と魄(精神性)が生まれながらに整っている。整っている人は何をやっても能力を発揮しやすい。つまり肝が据わって鬼強い。奇しくも昨年のWBCの決勝戦、アメリカ戦での名言、羨むのはやめましょう、こういう人の言葉には欲がないから落ち着く。魂魄が生まれながらに揃っている人の特徴は、揺らぎがない、淡々と普通にやっているから、一見なぜか普通に見えます。そして誰にでも整う時期がやってくる。
ちなみに、千と千尋の中に出てきた川の神ハクは魄ではないのかな、と疑問に思っているのですが、どうなんでしょうね。