陰陽図から読みとる季節感

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陰陽図・太極図。東洋の占術には欠かせない陰陽論は以下のよう。
「陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる。陽の中にも陰はあり陽の中にも陰はある。

今から1000年も前に存在したというが、唯一無二の視覚的にはアート、素晴らしい。
ヨガウェアやファッションのアイコンで、あちこちで見かける昨今。

1年を二十四に分ければ15日区切りの節(せつ)
ちなみに上の写真を半々に白黒で分ければ、魚のように見えるらしい、魚図とも。
私には子宮の中で育つ赤ちゃんだ、以前何かの番組で観た。

まあ、良い。話を元に戻しザックリと説明しますか。
暦の始まりと春の始まりは兼ねる。それは2月4日の立春。向かって左90度。
秋分と共に白黒半分の割合、つまり陰と陽が半分づつ、明るさと暗闇。
くるりと右まわり、真上は夏至。逆パターンで黒が上というのもあるが、白が上というのがやっぱ落ち着く。
向かって右に90度は秋分、そして真下は冬至です。

後1ヶ月ほどで冬至到来だ、一年は早い。
冬に至るは冬なのだ、と思いきや、夜が一番長い日。陰の極まる日だから、厄払いに柚子湯など浸かりたい。
しかし明日からは陽気のスタートですよ。

さらに、日はゆっくりと延び明るくなり次に来るのは小寒、寒さが募る。
この時、さぁ、あと半月もすれば寒さ厳しい大寒ですよ、ここを乗り切れば春が来る。
お天気キャスターは「今日は大寒です」といえば寒さ回復の目安。

反対に昼の一番長い日は真上の白。同じく夏至は昼が一番長く陽気の頂点に達した時。
陰は知らぬところで足を忍ばせ、なのに小暑で汗ばむのだ、人知れず陰気へ向かい、暑さ極まる大暑。

最近、秋深まった感覚でいたが、暦上では立冬を過ぎ、冬が立つ、なぜか肌感より早いのは立春と同じ、西洋との違い。さあ、冬支度の準備はいかが?立春の前日までが冬ですよ、来年の運気の切り替えも立春から。