午月、6月21日には夏至、
昼間がいちばん長く陽気が極まる日、
夏に向け暑くなるが、夏至を境に太陽の沈みは徐々に早まる。
時間の概念にも午は中心の正午。
植物の成長段階で表す午は、成長が極限にあり衰退へ向かう、
象意文字では「忤」、さからう、背く、突き当たる、
あるいは「杵」、臼の中の餅を交互に叩く杵、
象形文字の牛は脱落したへその尾、
午は、喜怒哀楽、自己表現の発揮、明るく派手、独立心と批判精神で出過ぎて目立つ。
厳格で断定的な意志、自己の体裁を保つための勝気さ、永続性はなく興味が尽きると次へ移る。