巳月は５月であるが夏の始まりの予兆、
植物の成長段階では、
成長が頂点の極限まで達し静止している。
巳は本来はシと読んだ、「止む」の意、
象形文字で描かれたものは、頭と体が出来かけた胎児。
象意文字では「抱」「包」、大切なものを抱え込む。
「忌む」では穢れたものを遠ざける神聖さ、
「祀り」の示す編は神であり、農耕的な蛇神信仰や白蛇など、
巳には霊性への畏敬の念が入る。
巳は、優しく温かい柔和な態度であるが、打ち解けるまで長期戦、疑い深く秘密主義、プライド高い。
人に限らず、興味の対象に執念深く関わり、忍耐力弱く傷つける、刺激的、器用で芸術的。
