新年の目標達成のために、無意識と時間の克服について。

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今年も残り少なく2022年を迎えます。年の初めに今年の目標を立てる人もいらっしゃいますね。新たな目標とは、自分が何かを達成するために掲げるものですが、様々に挙げられる理由は自分が充実した一年にしたいからです。


目標を達成させるために時間を割いたり割り当てたり、その努力にかかわらず3日坊主になってしまう人はなぜでしょうか。気が乗らないから?という答えは単純です。実際は、時間への認識が甘く時間に流されるからですね。いつの間にか元の生活に戻ってしまうのは、意気込みがあれば出来るものが、惰性であれば達成されない。つまり流されてしまう無意識の自分を強制する必要があります。それは、意識的な改善です。単純な話、その時間に無理矢理(自分を)目標の前に置く、というのが正しいやり方です。


自分の殆どは無意識の上に積み上がり、意識している出来事は氷山の一角、と耳にしたことがあるかもしれません。無意識的な自分が存在しなければ、普段の生活は何でも一から覚え直さなければならない。たとえば私の経験では、以前ヨガ教室の後、出入り口の内鍵を無意識に開けた自分と、受付の方の「すみません」というお礼の言葉が時間にして5秒。無意識とは時間をスムーズに進行させるために、人が条件反射するものだな、と改めて実感しました。


何かを単純な生活習慣から切り離し新たに組み込む必要は、ことわざの「時間を克服する」に集約されています。時間の取り組み方次第で、自分の内側に取り込んでいけるのですね。ちなみに習慣的な取り組み方は、場合によって「飴と鞭」が効果を分けます。良いと思われる習得づけには、ちょっとしたご褒美を自分に与える。無くしたい習慣づけには「罰」を組み合わせ、(と言ってもおそらく本人には罪悪感があると思われますが)自分へ不快感を与えると、次第に身体が欲しない。自分に厳しくあれ、とは犬の躾のようでもあるんですよね。


まずは2021年の世界が、コロナ禍から明けることを願いますね。良いお年を!