Joker、この作品は2019年の作品で、ちょうどコロナ禍が始まる少し前の時期。
主役ホアキン・フェニックスが演じるジョーカーは圧巻で、ビビットな色合いとダークな映像の対比がとても印象的でした。
母親の「どんな時も笑顔で人を楽しませなさい」という言葉を胸に、貧困の中で踏ん張って生きているる主人公。
しかし時間の経過とともに社会から孤立し、やがて暴力と狂気へと変貌していく姿は、一見愚かさの映画のようでいて、人が絶望的になった時の行動は刹那的で、見終わった後はジョーカーに感情移入し、しばらく椅子から立ち上がるのがとても辛く感じたものです。狂気に至る前後が交差する構成は、純粋すぎる心が、心を無くしてしまう対比で、なんでこうなる〜!と深く考える映画です。
テーマは「孤独」
一言でいえば「重い」
「孤独」は占いの現場では少なからず日常的です。
⚪︎ 誰にも理解されていない
⚪︎ 本当の感情を出せていない
⚪︎ 居場所がない
こういった状態が続くと、少しずつバランスを崩していき、ボディブローのように効いてくる。
人生の流れの中で変化していく「環境」に、自分の「心の状態」がついて行けていけてない状態は、誰にでもありますよね。
対処としては、寂しさや孤独を感じた時に、それを無視しないということが大切。
理解されていないように感じる時も、それでいて気を遣って疲れている時も、あるいは新しい環境の中で居場所を探せていないように感じる時も、私自身もあります。そんな時、少し気分を変えてみると心がフッと軽くなります。
結局のところ、日々、心を微調整して整える、心が壊れないように。
映画「ジョーカー」の話の流れを見ていると、
弱い人は感情を出さない、心を守って守って、最後に自ら壊れる道を選んでいきます。
これは「壊れた人」の話ではなく、「誰にでもそうなる可能性のある話」なんだな、気をつけよう、と思ってしまう映画です。
