魚座

占い

魚座は人の成長段階では12番目の成長の段階で、変化の水、女性性、支配星は海王星、副支配星は木星です。受容的な感情の性質で、海王星は境界線なく無意識との繋がりで、木星は寛容な精神力の強さを象徴を表します。12星座を牡羊座から順番に経験し最後の12番目の段階となった魚座では、それぞれの価値観に理解と共感の能力を示す、達観した精神力を備えた状態とされ、謙虚な老人のような性質でここぞという時には行動に出る強さを持ち合わせています。

魚座は最終と極限を受け持ち、この世界の成り立ちと存続のために全てが自然であることを望み、根源的なスピリチュアル性とされています。戦争や飢餓なども、それぞれの違いや考え方、短所や欠点を認め合い補い合うことの相互性の重要さ、そのためにはヒューマニズム的な愛情が不可欠と考えます。水瓶座の段階でラブアンドピースを唱えながら対立していた矛盾を融合させようとする融和性の性質です。集団意識と関係する魚座は「個としての能力」は問題外で、危機的状況時に無責任に逃げてしまう人に献身性を疑い、感情的に拒否する怒りを持ちます。その魚座の怒りの沸点は、普段は協調的で寛容であることから、一見分かりにくい性質にも映ってしまいます。そして魚座は人との境界線がなく同化するため、対人関係に境界線を引くことに無意識的で距離が近く、拒絶されることに孤独感や悲しみを覚えます。魚座に何らかに星がある人は、誰とも結びつかず宇宙の中では結局一人である孤独感を感じる時があるとされます。魚座は強くてナイーブであることから、課題は、集団の中にありながら本当の意味での自立で、次の新しいサイクルの始まりの牡羊座に向けて、チャレンジする熱意や情熱のために何かを新たに見つけることです。

水瓶座で不必要なものを一掃し改革された後の魚座は、雑多で混沌とした世界が広がる宇宙の様子。新しいサイクルの牡羊座へ向けて、魚座では、必要なものと不必要なものを最後に仕分けする段階と送り出す大きな目的を持っています。集団意識と融合し同一化されたレベルの魚座は、大衆意識に支えられるものへ目を向けて、新たにリニューアルされ革新されたものが、実質的に生き延びていけるものかを査定します。魚座は面白く、少し試して確かめて全てがわかる星座で、どんなものでもかじって目を肥やす。寛容さの内面では、まるでマーケティング戦略の達人のような性質も持っています。