牡羊座が人が生まれた瞬間の始まりであれば獅子座は、自分自身と向き合い自己認識する最終段階となります。獅子座は、蟹座の受容的な守りの環境から意識的に飛び出していく段階となり、主体的に行動する自覚が育ち新たな環境の中で自分が中心となり人に賞賛されるための行動に出ていきます。（スポーツ選手の青年期がわかりやすい例だと思います、）
獅子座は固定の火、男性性、支配星は太陽、太陽星座占いの獅子座生まれの人は、エネルギーの原動力が強く保たれ、12ハウスのどこかの分野に活躍の場所の焦点を当て、また獅子座生まれででない場合も、1ハウスやASCの上昇点が獅子座であれば、その気はなくても自分が中心的な存在となることが課題となります。
太陽と月はルミナリーズと言われる相互関係にありますが、蟹座は、察する感受性を好みますが真逆に、獅子座は太陽が曇っていないこと、明晰でハッキリと意識的であることを好みます。明晰さとは難しいもので、すぐに本質に辿り着けるものではなく、人は知ったと思い込み、そうではなかったという本質を経験の中から段々と学び、明晰さを身につけていきます。獅子座は王者の椅子の象徴ですが、欠点として頑固、客観的な視点や省みることが苦手な星座です。
