水瓶座

占い

水瓶座は人間の成長段階では11番目となり、固定の空気、男性性、支配星の天王星、副支配星は土星です。土星は山羊座と水瓶座に共通の価値観を持たせますが、副支配星の土星は法や秩序を、支配星の天王星は改革を表し、固定の空気は時代が平穏であれば従順で、組織が機能せず停滞すると無秩序的に細分化する作用を表します。天王星は水星のオクターブ上の高次の精神とされていますが、それは集団の人々を守るための改革として、高度な知性の適応力を意味しています。

水瓶座は平穏時には山羊座と同様に組織に従いますが、水瓶座は集団を俯瞰して自らが集団を査定する立ち位置を取ります。自分にとって価値がなければ組織の枠組みから離れ、山羊座の空間的な中にある地位や名誉に縛られず、水瓶座はもはや縛られる時間軸からも自由になろうとするアウトローな気質です。「自由、平和、友情」の水瓶座の精神は、その時々に起こる目的が一致する共時性に有効的で、2023年から水瓶座の時代に入ってからは集団が細分化され、フリーでスマートな効率の良さや快活性が求められます。そして停滞していた集団の内部や腐敗なども一掃され改革されていきます。

水瓶座的な映画で印象に残っているのは2016年映画の俳優でもある監督マット・ロスが手がけた「はじまりへの旅」、子供に言語学者ノーム・チョムスキーを読ませるような知的水準の高い父親を中心とした一家は、もちろんファストフードなどとは無縁の現代的な生活を送ります。森で生活しながら旅を続ける話は、1960年代半ばのヒッピーが求めた進化系のように感じ、人の知的さと社会との繋がりを考える映画として印象に残ります。水瓶座はテクノロジーと密接に関係するのですが、水瓶座は山羊座がなければ発展せず、山羊座から生まれます。山羊座の時代に生まれたAppleのスティーブ・ジョブズ、スターバックスの創業者はヒッピーの過去を持つことで有名です。