東洋思想とバランス

占い

極めて個人的なことをブログにすると、最近は高齢の父に食事を作っているんですね。私は料理に没頭することがストレスフリーになるので苦痛なことはないのですが、長年母の料理を食べていた人の口に合うものかどうか、家で作るものよりは入念に味見したりもするのですよね。

娘が長崎に行ったと思えば今度は親か!というわけで、私の息抜きは占い館か、新鮮な食材探しか料理を作るのが最近のルーティン。で、夏に近づくと食材の痛みが早いので、酢を使うことが多い。メインには南蛮漬けとして鮭を使うこともあれば鶏ハムを酢に漬け込んでおくこともある。副菜は簡単に、先日はパプリカを焼いて保存容器に入れて塩を振った。夏野菜は焼くと美味しい。ゴーヤも好きであの苦味は陰陽五行では火の要素、苦味。毎週のように酢を使った料理を登場させるも、父は酢が好きだ。

東洋では未病という考え方があるが、体質改善に昔から木火土金水を味覚に擬えてきた。自分に足りないものを補い、多すぎるものを排除する考え方。もちろん、偏りなく満遍なくではあるが。

味覚的には、木気は酸味、火気は苦味、土気は甘味、(甘いものはは太りますよね。)そして金気はわさびなどの辛味、水気は塩辛いもの、と分類されている。西洋的なハーブよりは身近に感じるもので私には馴染み、献立のバランスの魚や野菜、肉といった分類的要素もあるのですが、占い師にとって味覚を整えるための一役を担ってくれる、東洋思想でもあるのです。