パリオリンピックが始まり、男子バレーの選手が、全員蛍光色の黄色のスニーカーを履いているのがSNSの話題に上っていました。靴底が蛍光のオレンジで、アシックスの担当者へのインタビューでは、元気になれる色としてチョイスしたら、誰だったか忘れたが、選手に面白いと好評価で決定したそうです。
色の効果は様々な消費活動で取り入れられていますが、目に入る視覚効果は高いもので、印象に残り、心理的効果に影響を及ぼします。ちなみに光の効果でも、オレンジ色は食べ物を美味しそうに見せる効果、青は食欲を抑える色。
オリンピックなど国際試合のユニフォームは、ナショナルカラーが基準だそうです。しかし競技団体の協会ごとに登録されれば良いそうで、今回のパリオリンピッックの卓球選手も黄色いユニフォームを着用しています。ちなみに男子サッカーなど定着しているサムライブルーは、鎮静効果や落ち着きの効果が期待できます。
ユニフォームに、ある適度の規定があるのは愛国心の現れとして理解できますが、シューズは自由度が高く色も取り入れることができますね。黄色は、単純に元気になれる色という効果もあります。黄色やオレンジは、赤と緑の混合色で、情熱と自然体を掛け合わせた色であることから、天真爛漫さの色です。同時に、注意力を欠き、注目を集める色です。
きっと、対戦チームからしてみれば、6人全員が同じ黄色のオレンジ色の蛍光色で動きまわられれば、不自然に目に入り試合がやりにくい。観戦していてもそうであるから、無意識に注意力に影響してくる厄介なシューズでありそうなのです。メーカーの真意ははわかりませんが、選手の活躍のために、あの黄色いシューズには最新のあらゆる機能が詰まっていることは間違いない。そして色の効果も、と私は思い応援している。